USBメモリやFelicaでログオンパスワード管理「PeopleLogOn」

パスワードの管理はセキュリティの基本中の基本だ。とりわけパソコンの起動時に入力する「ログオンパスワード」は重要だが、あまりややこしいパスワードを覚えたくないなら「PeopleLogOnFelica対応版」とUSBメモリを組み合わせて使ってみよう。


パソコンの起動時にUSBメモリを挿入するだけでログオンパスワードを自動入力してくれる。自分で記憶する必要がなくなるので、いくら複雑なパスワードでも大丈夫。セキュリティをぐーんと向上させられるぞ。

■USBメモリで安全にログオン!

PeopleLogOn
  
作者:(有)電机本舗

コントロールパネルから「ユーザーアカウント」を開く。「変更するアカウントを選びます」で自分が普段使っているアカウント名をクリックしよう

「パスワードを作成する」をクリックする

「新しいパスワードの入力」に複雑なパスワードを入力しよう。大文字と小文字を混ぜた英字と数字および記号を使った8文字以上の文字列が望ましい。特に記号を入れるとパスワードは非常に堅固になるぞ。「新しいパスワードの確認入力」に同じパスワードを入力し「パスワードの作成」をクリック。次の画面で「はい、個人用にします」をクリックする

PeopleLogOnのファイルを解凍して「Setup.exe」を実行。「インストール」をクリックしよう

スタートメニューから「ピープルログオン」を実行する。メインウインドウが表示されるので「登録」をクリック

USBメモリをパソコンから抜いた状態で「USB装置を登録」をクリックする

画面のウインドウが表示されたらUSBメモリをパソコンに接続して「OK」をクリック

画面のウインドウが表示されるので「ログオン用ID」にログオン用のアカウント名、「パスワード」と「パスワード確認用」に登録したパスワードを入力して「OK」をクリック。メインウインドウで「設定を保存する」をクリック

以後パソコンを起動するときに、ログオンパスワードの入力画面でUSBメモリを接続しよう。パスワードが自動入力されるぞ。どんな複雑なパスワードでも「OK」をクリックするだけでログオン可能だ

■管理者パスをかけることもお忘れなく

ウインドウズには管理用のアカウントが用意されている。通常は表示されないがログオン時に「Administrator」というユーザー名を入力すると利用可能だ。ところがAdministratorにはパスワードが設定されていないため、勝手に使用されてログオンされるとデータが盗まれ放題だ。必ずパスワードで保護して勝手に使われないようにしておこう。

スタートメニューからコマンドプロンプトを起動する。「net user Administrator *」と入力してキーボードの「Enter」キーを押そう。パスワードを入力して「Enter」キーを押し、再度同じパスワードを入力して「Enter」キーを押すと設定を行える

2009年03月24日 20時24分
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