2009上半期ツール&サービス クランプリは「Gladinet」!
強力なツール&サービスが次々出てきたこの半年。選考は熾烈を極めたが、議論の結果、ネトランがグランプリに選出したのが「GladinetCloudDesktop」(以下Gladinet)だ。Gladinetは、ウェブストレージを仮想HDD内のフォルダとして割り当てることができるツールだ。通常のウェブストレージは、ブラウザを使ってサイトを開き、ファイルのアップロード/ダウンロードを行う。これに対しGladinetでフォルダとして割り当てればドラッグ&ドロップ一発でファイルの転送が済むので、操作が圧倒的に簡単なのだ。
しかもGladinetでは、25GバイトのSkyDriveや、50GバイトのADriveをフォルダ化することができるので、使用できる容量がやたらとデカい。ネット上のディスクスペースであることを意識せずに気軽に使え、容量もバカでかいのでファイルやツールをガンガン放り込んでいくことができる。一度使ってみたら、もう手放せなくなるぞ!
なお現在の最新バージョンではADriveが使えないため、前バージョンを下記URLから入手して使用しよう。
・Gladinet Cloud Desktop 1.0.121.3511
| 2009年上半期 | Gladinet Cloud Desktop |
| グランプリ (開発支援金100万円) | |
| 合計点:25 POINT | |
|---|---|
| 話題性 | ★★★★★ |
| 革新性 | ★★★★★ |
| 実用性 | ★★★★★ |
| Web3.0度 | ★★★★★ |
| 悪用厳禁度 | ★★★★★ |
■準グランプリ審査員選評
芝田隆広:グランプリに選ばれたGladinetは、パッと見はちょっと地味だが、実際に使ってみると想像以上に便利だ。ウェブブラウザでアップ/ダウンする手間がいらないし、自宅でも外出先でも同じファイルにアクセスできる。これがあればUSBメモリでファイルを持ち運ぶ必要もなくなる。同様の使い方ができ設定がより簡単なZumoDriveのどちらを選ぶか迷ったが、容量の面で圧倒的なGladinetをグランプリとした。 |
tokix:上半期の再注目分野は、「ウェブとローカルの融合」を極めてコンセプティブに推し進めていたオンラインストレージだった。グランプリを受賞したのはGladinetだったが、ZumoDriveも捨てがたかったと感じている。iPhone用アプリを公式にリリースするなど、「ローカル」の環境を限定しない方向で進化しているからだ。個人的には、Web3・0の次に、「PCを含む多様なガジェットとウェブの融合」を期待している。 |
lukewarm:今回のアワードでは、大賞になったGladinetをはじめ、オンラインストレージや関連ツールが多数ノミネートされているのが目に付いた。この手のサービスは、そのうち有料化されたりなくなったりするのではと心配で、あまり熱心に活用する気にはなれなかったのだが、さまざまなサービスに対応可能なGladinetなら、サービスがなくなっても少ない手間でほかのサービスに乗り換えられるので、安心して使えそうだ。 |
2ちゃんねらー裕子:今回選出のオンラインストレージサービスを便利に利用できる「Gladinet」「ZumoDrive」は、クラウドコンピューティングの新たな可能性を見せてくれた。ローカル環境で操作をするのと何ら変わりなく、ファイルをネット上に保存しておけるようになったのだ。このままいけば、そのうち自宅パソコンの性能は大したことがなくても、ネットワーク上の高性能PCをOSごと共有すれば済む時代がくるかもしれない |
あまえび:上位にノミネートされたツールやサービスを見渡すと、ほとんどのツールがネットやウェブサービスとの連携を必要とし、かつ意識せずマッシュアップできるものに人気が集まっている。審査員全員から高い評価を得てグランプリに選ばれたGladinetは、まさにウェブストレージが多様化されている今、多くのユーザーが求める声に応えたツールと言えるだろう。下半期も我々ユーザーを唸らせてくれる便利なマッシュアップツールの登場に期待したい。 |
ネトラン:毎年年末にアワードを行ってきたが、あまりの変化の速さに、年にいっぺんでは追いつけなくなってきた。頭の整理をするためにも、2009年上半期を振り返ることにした。2008年から大きく変わったことはツールとウェブの境目がなくなりつつあるということ。ブラウザ越しにウェブを見るのではなく、直接ウェブを取り込むツールの登場が、PCの使い方を大きく変えようとしている。その意味でもGladinetはグランプリにふさわしいといえる。 |

Gladinetで、容量25Gバイトのウェブストレージ「SkyDrive」を「Z:\Windows Live SkyDrive」というフォルダに割り当ててみた。ローカルのHDDと全く変わらない感覚で使えるぞ

HDDからファイルをアップロードするのも超簡単。ドラッグ&ドロップでコピーするだけだ。ファイル削除もウェブブラウザなどは必要ない。右クリックメニューなどでできちゃうのでラクチンだ。ファイルを開くのもダブルクリック一発だ

Gladinetには自動バックアップツールも用意されている。バックアップ元とバックアップ先のフォルダを指定しておくだけで使えるぞ
芝田隆広:グランプリに選ばれたGladinetは、パッと見はちょっと地味だが、実際に使ってみると想像以上に便利だ。ウェブブラウザでアップ/ダウンする手間がいらないし、自宅でも外出先でも同じファイルにアクセスできる。これがあればUSBメモリでファイルを持ち運ぶ必要もなくなる。同様の使い方ができ設定がより簡単なZumoDriveのどちらを選ぶか迷ったが、容量の面で圧倒的なGladinetをグランプリとした。
tokix:上半期の再注目分野は、「ウェブとローカルの融合」を極めてコンセプティブに推し進めていたオンラインストレージだった。グランプリを受賞したのはGladinetだったが、ZumoDriveも捨てがたかったと感じている。iPhone用アプリを公式にリリースするなど、「ローカル」の環境を限定しない方向で進化しているからだ。個人的には、Web3・0の次に、「PCを含む多様なガジェットとウェブの融合」を期待している。
lukewarm:今回のアワードでは、大賞になったGladinetをはじめ、オンラインストレージや関連ツールが多数ノミネートされているのが目に付いた。この手のサービスは、そのうち有料化されたりなくなったりするのではと心配で、あまり熱心に活用する気にはなれなかったのだが、さまざまなサービスに対応可能なGladinetなら、サービスがなくなっても少ない手間でほかのサービスに乗り換えられるので、安心して使えそうだ。
2ちゃんねらー裕子:今回選出のオンラインストレージサービスを便利に利用できる「Gladinet」「ZumoDrive」は、クラウドコンピューティングの新たな可能性を見せてくれた。ローカル環境で操作をするのと何ら変わりなく、ファイルをネット上に保存しておけるようになったのだ。このままいけば、そのうち自宅パソコンの性能は大したことがなくても、ネットワーク上の高性能PCをOSごと共有すれば済む時代がくるかもしれない
あまえび:上位にノミネートされたツールやサービスを見渡すと、ほとんどのツールがネットやウェブサービスとの連携を必要とし、かつ意識せずマッシュアップできるものに人気が集まっている。審査員全員から高い評価を得てグランプリに選ばれたGladinetは、まさにウェブストレージが多様化されている今、多くのユーザーが求める声に応えたツールと言えるだろう。下半期も我々ユーザーを唸らせてくれる便利なマッシュアップツールの登場に期待したい。
ネトラン:毎年年末にアワードを行ってきたが、あまりの変化の速さに、年にいっぺんでは追いつけなくなってきた。頭の整理をするためにも、2009年上半期を振り返ることにした。2008年から大きく変わったことはツールとウェブの境目がなくなりつつあるということ。ブラウザ越しにウェブを見るのではなく、直接ウェブを取り込むツールの登場が、PCの使い方を大きく変えようとしている。その意味でもGladinetはグランプリにふさわしいといえる。
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2009上半期グランプリ「Gladinet」1:フォルダ感覚で使える
複数の大容量ウェブストレージを「Gladinet」で仮想ドライブ化
ZumoDriveじゃ容量不足! って人は「ADrive」も併用しよう
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クラウドストレージを手元のドライブのように扱える「Gladinet」
