Windows7:トラブルの強い味方! オンラインバックアップ機能

システムのトラブルでOSがセーフモードですら起動しなくなった場合、Vistaまではインストールディスクによる復旧が最後の手段だったが、ウインドウズ7では新たに「コンピュータの修復」という機能が追加された。


ウインドウズ7ではインストール時に100Mバイトのシステムリカバリ領域が自動的に作成される。OSが起動しなくなったときにF8キーを押して「コンピュータの修復」を選択すると、このリカバリ領域で「システム回復オプション」が起動。OSを起動できなくても「スタートアップ修復」や「システムの復元」を利用できるのだ。

さらにウインドウズ7では、ネットワーク上にシステムイメージを作成しておいて、「コンピュータの修復」からアクセスしてシステムの復旧が可能。ディスクドライブのないネットブックなどのバックアップにオススメだぞ。

■ネットワークにバックアップイメージを保存


コントロールパネルの「バックアップと復元」を開き、「システムイメージの作成」をクリック


「ネットワークの場所」で保存先を指定して「次へ」をクリック


バックアップ先と内容、容量を確認して「バックアップの開始」をクリックしよう

■「コンピュータの修復」でイメージにアクセス


ウインドウズ7が起動しなくなったら、OSの起動時にF8キーを押して、「コンピュータの修復」を選択。ログインして「システムイメージの回復」をクリックしよう


「バックアップの選択」で「システムイメージを選択する」を選んで「次へ」をクリック


バックアップの場所の選択画面。DVDなどに保存した場合はここでディスクを入れればよい。ネットワーク保存の場合は「詳細設定」をクリック


ダイアログが表示されたら「ネットワーク上のシステムイメージを検索する」を選択


バックアップしたデータの保存先を指定して、「OK」をクリックすると、データが読み込まれ復元が始まる

■マウスショートカットを使って快適操作

ウインドウズ7で新たに取り入れられたのがマウスショートカットだ。例えば、エクスプローラで複数のウインドウを開いているとき、タスクバー上のアイコンをCtrlを押しながらクリックしてみよう。開いているウィンドウが順番に前に来るぞ。

ウインドウズ7で拡張された機能をバリバリ使いこなす

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新生タスクバー2:履歴やブックマークを操作
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≫万一のトラブルの奥の手! オンラインバックアップ機能
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2009年06月25日 14時27分
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