【Vista/XP】SSDの取り付けは簡単! SSD導入実践編

SSDの外見はHDDとほとんど変わらない。コネクタやケーブルも一緒なので、HDDを交換したことのあるユーザーなら簡単に取り付けることができるだろう。

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SSDの多くは2.5インチで、デスクトップPCの3.5インチベイとはサイズが合わないが、HDDと違って回転部分がないため、しっかり固定しなくても運用に問題はない。ケーブルさえ外れないようにしておけば大丈夫だ。また、SSDのコネクタはシリアルATA接続が多いが、古いマシンだとHDDがIDE接続なので直接接続できない。シリアルATAの変換カードを導入すれば対応できるぞ。SSDは中身こそフラッシュドライブだが、システム上ではHDDと同じように認識される。接続に成功したら、通常のHDDと同様にウインドウズをインストールすればよい。

■HDDの代わりにSSDを設置する

EASEUS Partition Master


SSDはシリアルATAと電源、ミニUSBのコネクタを搭載している


2.5インチSSDはノートPC用のHDDと同じサイズ。ノートPCの場合はそのまま入れ替えるだけでよい


デスクトップPCに接続するにはHDDと同様に、シリアルATAケーブルと電源ケーブルを接続すればよい。上下の向きに気を付けよう


デスクトップPCに設置するためにはマウンタが必要。ただし、HDDと違って回転部分がないため、必ずしも強く固定する必要はない。ケーブルが外れない程度に止めておくだけでもOK


BIOSの設定は不要。ケーブルを接続するだけで自動的に認識される


SSDがマシンに認識されたら、OSをインストールしよう。もし以前の環境をそのまま移行させたい場合は、バックアップツールの「EASEUS Partition Master」を使うと便利だ

■Tips SSDを外付けストレージにする

SSDを手軽に導入するなら、USB接続の外付けケースを利用するとよい。「DIR-2221-SRAIDE」は、中にSSDを2台収納できるケース。USB2.0とシリアルATAでPCと接続できる。SSDを外付けのストレージとして利用できるほか、3.5インチベイに内蔵することも可能。次のページで紹介するRAID0にも対応している。ただし、OSをインストールしての利用はできない。


SSDを2台内蔵し、まとめて外付けのストレージとして利用できる


背面のスイッチで利用するRAIDの種類を選択できる

■SSDは消費電力もHDDより少ない

SSDは衝撃に強いだけでなく、モーターなどの駆動部分を内蔵していないためHDDよりも消費電力が少ないというメリットもある。あらゆる意味でモバイルマシンに最適の技術なのだ。

■ソフトウェア編

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■ハードウェア編

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2009年05月01日 17時00分
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